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2006年05月29日
ナイロビの蜂
冒険小説のジョン・ル・カレのベストセラーの映画化。アフリカを舞台に、ガーデニング好きの英国外交官が、慈善活動に熱心だった妻の死によって、危険を顧みず事件の真相に迫っていくさまを描いたサスペンス・ドラマ。主演はレイフ・ファインズ。共演のレイチェル・ワイズはアカデミー助演女優賞を獲得。監督は「シティ・オブ・ゴッド」のフェルナンド・メイレレス。
予告では完全なラブ・ストーリーって感じでしたけど、実際は社会派サスペンス・ドラマでしたね!!フェルナンド・メイレレス監督のリアルなスラムの描写は「シティ・オブ・ゴッド」に続いて見事です。
アフリカの現実をまざまざと見せ付けられ凄く考えさせられます。人間は平等というのは理想でしかないのかなって。人の命の重みは変わらないと思ってたのに実際には差があるということ。決して平等ではなく自然界の法則である弱肉強食なのかなって・・!
主演のレイフ・ファインズも良かったですね。真相に近づきながら妻の目にしたもの、妻の愛を実感していく様を見事に演じています!!そしてレイチェル・ワイズは存在感十分でとても印象的でしたね!!
結構、重たい話ではありますけど是非とも観て、いろいろと感じてほしい映画ですサスペンスとしても見応えあるし、大人のラブストーリーとしても素晴らしいものがありますので!!
最後のレイフ・ファインズに対してのレイチェル・ワイズの笑顔はとても素晴らしいなー(^0^)!!物凄く印象に残ってます。
投稿者 Satoshi : 23:00 | コメント (0) | トラックバック
2006年05月24日
グッドナイト&グッドラック
1950年代の米ソ冷戦が激しくなる中、マッカーシー上院議員を筆頭に、“赤狩り”の猛威が吹き荒れた。自由を守るため、時の権力に立ち向かったCBSの国民的ニュースキャスター、エド・マローと番組スタッフたちの姿を描く。主演はデヴィッド・ストラザーン。ジョージ・クルーニーの監督第2作目。
”赤狩り”ってマッカーシー上院議員の発言がきっかけだったんですね。いろいろ知らないことがあってかなり勉強になりました。
報道そしてTVの怖さっていうのを感じましたね。情報を与える側の主義や傾向によって、真実が観えなくなったり、ぼやけたりするっていうことはありえますからね。報道する側が常にジャーナリズムの本質を見失わないことを期待したいです!!
エド・マロー役のデヴィッド・ストラザーンはかなり渋くてカッコいい(^0^)!!タバコを吸いながらカメラに語りかける姿に惚れ惚れしますね。実際のエド・マローにもかなり似てます。
ジョージ・クルーニーはいい映画撮りますよね。モノクロ映像とジャズも良かったです!!次回作も楽しみです。
今日の締めの台詞はこれしかないですね「グッドナイト&グッドラック」
投稿者 Satoshi : 22:35 | コメント (0) | トラックバック
2006年05月23日
アンジェラ
パリを舞台に全編モノクロ映像で撮り上げた異色ラブ・ストーリー。主演はジャメル・ドゥブーズとスーパーモデルとしても活躍するリー・ラスムッセン。監督はリュック・ベッソン。
モノクロのパリの街並みは非常に美しいものがありますねー。早朝とかに撮影したみたいで人気のないパリがとても素晴らしいです。
映画自体は二人の会話のやり取りがそれなりに良かったんですけど、終盤になるにつれて、どんどん違和感というかついていけなくなりました。何よりも天使に対する魅力がどんどん時間が経つにつれて低下していきましたね。(はじめはこんな天使も有りかなと思ったものの・・・)
それと終盤は二人の心の変化に対してまったく共感できず。本国フランスで酷評を受けたのも納得できるかなと。。
個人的にリュック・ベッソンとの相性はあまり良くないですね(制作・脚本を含む)。映像が良かったり、あまりにバカバカしくて面白い作品もたまにはありますけど、基本的には惹かれないものが多いです。今回もこんなものかなっていう印象です!!
投稿者 Satoshi : 21:07 | コメント (3) | トラックバック
2006年05月10日
隠された記憶
フランスのテレビ局のキャスター(ジョルジュ)と編集者の妻と一人息子のもとに、気味の悪い絵とともに差出人不明のビデオが何度も届き始める。回を追うごとに単なる映像が徐々にプライベートな領域になっていき、不安が恐怖へと変わっていくジョルジュと家族。誰が何の目的で…。やがてジョルジュはある遠い日の記憶を呼び覚ます。
カンヌ映画祭では監督賞を含む3部門を受賞。監督はミヒャエル・ハネケ。出演はダニエル・オートゥイユ、ジュリエット・ビノシュ。
久々に渋谷にて映画鑑賞。道に迷いつつ何とかユーロスペースに到着。連休中だったので満席状態でした。
固定カメラで映し出された一軒の家。いったい何なんだと思い始めたとき、途中から声が重なりだし、ビデオを見ながら話している事に気付く。見事なオープニングで引き込まれました!!
衝撃のラストシーンは見逃すことなく観れたのだが衝撃と言うよりも混乱に陥ってしまった・・・!!それに衝撃と言ったら終盤のあのシーンは凄かったっすよ。自分が本当にビックリしたときは、声が出るのでなく息を吸い込んで、右手が口元を触っているということに気がつかしていただきました。(イヤー本当にビックリでした)
作品の主題は罪の意識(やましさ)だと思うのですけど、その表現が見事ですね。ジョルジュの過剰なまでの反応がそれを物語っています。その過剰さがアメリカがイラクに戦争を仕掛けたのと同じように感じましたね。化学兵器は無かったのにアメリカの脅威と勝手に決め付けての攻撃とジョルジュがマジッドに対してのやましさから過剰な攻撃(防御)を見せたのが・・・。
以下はネタバレです
「ラストシーンを見る限りピエロとマジッドのが共犯でビデオを送っていたと解釈するので、多分いいのでしょうけど、そうすると動機は何なんでしょうか?マジッドの息子は父親がああなることを望んでいたのかなーっていうところが分かりません。それとこのラストシーンが時系列的にはスタートなのかなと思いましたね。服装から夏みたいだったのと(映画自体はコートを着ていたので冬あたりだと思ったので)話のつじつま的に。
それにしても6歳の時についた嘘によって、こんなことになるとはジョルジュも夢にも思わなかったでしょうね。」
観終わってから何日か経っても、未だに引きずっている感じですよ。監督も観客に解釈を委ねているので、正しい解釈なんてものは存在しないのしょうが、何かモヤモヤしてます。ただこの映画は犯人がだれかってところは、よーく考えるとあまり重要ではないなと思ってしまいます。
久々に頭をフル回転させられた映画でした。是非とも観てもらいたい映画です。万人向けの映画ではないでしょうけど興味のある方は是非とも(^0^)!!
投稿者 Satoshi : 16:43 | コメント (0) | トラックバック
2006年05月08日
RENT
ピュリッツァー賞も獲得したブロードウェイの大ヒットミュージカルを映画化。(原作/作詞作曲のジョナサン・ラーソンはプレビューの前日に死去。)
80年代末のニューヨークを舞台に、家賃(RENT)さえも払えない貧しい生活の中、ドラッグやエイズといった様々な問題に直面しながらも夢に向かって生きる若者たちの姿を描く。監督はクリス・コロンバス。ミミ役のロザリオ・ドーソンとジョアンヌ役のトレイシー・トムズ以外の6人は舞台での初演のメンバーが演じている。
今まで観たミュージカル映画の中では一番良かったです(^0^)!!なんといっても楽曲に惚れました。特にオープニングの舞台で8人が歌っている「SEASONS OF LOVE」(メチャ好きな曲です)これを予告編で聴いてから、この「RENT」のことが気になりはじめました。
ストーリー自体も夢と現実に揺れ動く若者たちの葛藤や情熱、そして友情と愛情を素晴らしいダンスと楽曲で表現されていたと思います。俳優陣の演技も素晴らしく、凄くパワーを感じました(^0^)!!
11月にミュージカル「RENT」の日本公演があるんですけど、チケットが取れることを祈ります。
投稿者 Satoshi : 23:39 | コメント (0) | トラックバック
2006年05月01日
ニュー・ワールド
アメリカの建国神話を、名匠テレンス・マリック監督が映画化。17世紀初頭のアメリカ大陸を舞台にジョン・スミスとネイティブ・アメリカンの娘ポカホンタスとの言葉と文化の壁を超えた愛の物語。壮大なスケールと美しい映像で綴られてゆく。主演はコリン・ファレル、共演に15歳の新人クオリアンカ・キルヒャー、クリスチャン・ベイル。
美しい映画だ。壮大な自然の映像美に心奪われてしまった。全体的にセリフは少ないが、心の声が効果的に用いられている。
テレンス・マリック監督の作品は今回はじめて作品を観たんですけど、今まで観た映画の中で一番美しさを感じさせてもらったと思います。是非とも過去の作品も見てみたいと思いましたね。
それにしてもクオリアンカ・キルヒャー演技はとても素晴らしかったですね。15歳とはとても思えないほどの演技を見せてもらいました。しなやかな体の動き、セリフの無いところの演技が特に惹きつけられるものがありました(^0^)!!
素晴らしい映画です。